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「一人殺せば殺人者、100万人殺せば英雄になる」- チャップリン
Excite エキサイト : 国際ニュース
平和な時に、「戦争反対」を叫ぶものは、星の数よりも多い。

もし自分の命をも狙われるような状況下でも「平和」を訴えられるか。

第二次世界大戦の戦時下、当時の日本のマスコミは「大政翼賛会」への全面的な支援をはじめ、こぞって「戦争賛美」を行い、民衆を悲惨な戦争へと扇動した。

その同時代、自らの身の危険も顧みず「反戦」を訴えた偉大なる大衆芸術家がいた。
チャールズ・チャップリンである。

台頭するナチスの恐怖の中、製作されたのが、「独裁者」である。
恐怖によって世界を征服しようと企む「独裁者」を容赦なく「滑稽な愚人」として描き笑い飛ばしている様は、痛快この上ない。
当時、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで勢力を拡大していたヒトラーは、この映画を知り激怒。ナチス全軍にチャップリンの殺害を命令したという。

また、終戦直後には、戦勝国の気分に酔っていたアメリカを強烈に皮肉った映画「殺人狂時代」を創り、当時のアメリカを覆っていた恐怖のレッドパージ(赤狩り)によって身を追われる事となった。
アメリカが「最新兵器」の実験台として、広島・長崎へ「原子爆弾」を投下し、30万人以上もの罪のない一般人を殺し、「戦争の早期終結」との大義のもと美化した事も含め、映画の中で主人公が 「1 人殺せば殺人犯だが、100 万人殺せば英雄だ。数が殺人を神聖化する」( One murder makes a villain, millions a hero. Numbers sanctify. )と語ったのは、「独裁者」のラスト10分間の感動的な演説と同様、20世紀の映画史に残る「名台詞(せりふ)」と呼ぶにふさわしい。

今のアメリカには一昨年話題となった「華氏911」を創ったマイケルムーア監督がいる。彼は、かつてブッシュに「定職につかない野球帽をかぶった高卒の男」と嘲笑された。
彼は今の日本について、こう語る。
「戦争の恐怖を最も知っている日本が、イラク戦争に加担する道を選んだのは、まったく悲しいことだ。第2次大戦後、日本は世界で、平和のたいまつのような存在だったはずだ。60年大事にしてきたものを、ブッシュへの貢ぎ物にしてしまった。それで日本はより安全になったのかい」

精神性を壊滅的に失っている今の日本の商業映画界には、全て「無縁」の話である。
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by winner7 | 2005-09-24 07:51 | 随想